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2011年4月の10件の記事

2011/04/23

5月のスケジュール

5月に予定しているコンサート情報をお知らせさせて頂きます。

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2011年5月6日(金)18:30
國松竜次ギターコンサート
会場:カフェあむざ(京都宇治)
チケット:\4000(ディナー付)
Tel:0774-39-7605(あむざ)

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2011年5月8日(日)15:00(14:30開場)
國松竜次ギターリサイタル~プレイズピアソラ
会場:ギター文化館(茨城)
チケット:前売\3000、当日\3500
Tel:0299-46-2457(ギター文化館)

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2011年5月9日(月)14:00
國松竜次ギターコンサート
会場:かいひん荘鎌倉
(江ノ島電鉄「由比ヶ浜駅」より徒歩1分)
チケット:\3000
お問合せ:0467-32-0462

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2011年5月15日(日)14:00(13:30開場)
スペインの歌~スペイン作曲家達の名曲を集めて(國松ゲスト)
会場:栗東芸術文化会館さきら小ホール(滋賀)
チケット:\2000
お問合せ:077-546-3598
Mail予約:rambuteau-musique@hotmail.co.jp

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2011年5月28日(土)17:00(16:30開場)
國松竜次ギターリサイタル~プレイズピアソラ
会場:ミューズ音楽館(名古屋)
(名鉄瀬戸線「森下駅」より徒歩2分)
チケット:前売\3000、当日\3500
Tel:052-910-6700(ミューズ音楽館)

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震災以降、日本は大変な状況になってしまいましたが、少しでも元気が出るような良い音楽ができるよう頑張ります!

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2011/04/21

VIVARTE 60CD

最近お気に入りの、VIVARTE60CDです。

ルネッサンスからロマン派までの作品をピリオド楽器(その作品が書かれた当時の楽器)を使用して収録されているのですが、全体に演奏内容も良く、録音状態も良く、気に入っています。

古い作品をピリオド楽器で弾くか現代の楽器で弾くかは1つのテーマだと思いますが、結局のところどちらにも意味があり、どちらも正しいんだろうなと思いますね。

Vivarte60cd01

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2011/04/14

帰国しました

無事に帰国しました。また次の活動に向けて頑張って行きたいと思います。

帰国当日の朝、窓の外を見てみると一面雪景色でビックリ。前日は暑いぐらいの観光日和だったのに、1日でこれほど変わるのかと思いました。

Sarajevofestival24

今回のフェスティバルはヨーロッパ各国からの参加者があり、たくさんの国の人と交流を持つことができました。以前スペインにいたときには感じたことのなかったヨーロッパ人の感覚、物の考え方、芸術に対する嗜好、その他を感じることができました。

自分のスタイルを確立することも大切だけれど、それだけにとらわれず、懐を大きくして色々な感覚や考え方を自分のものにしていかなければならないと感じました。

できるだけ多くの人を楽しませる為にはどんなことでも取り入れていかなければならない、そんな気分です。

今後の音楽活動に活かしていけると思います。楽しみにしていて下さい!

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2011/04/12

サラエボ国際ギターフェスティバル~その5

航空チケットの関係で13日までの滞在になったのですが、余った時間に色々と観光してみました。

サラエボ市街。

Sarajevofestival12

Sarajevofestival13

Sarajevofestival14

Sarajevofestival15

Sarajevofestival16

15~16世紀に広大な領域に及んだオスマントルコ帝国の影響は現在のボスニアにも残っており、アラブ的な街並みや、このようなモスク(イスラム教の礼拝堂)が数多く残っています。

以下、サラエボから80キロほど離れたモスタルという街の写真です。

Sarajevofestival17

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有名なスタリ・モスト。内戦時に破壊されましたが、戦争終結後、川に落ちた破片をダイバーが全て拾い上げて修復するという気の遠くなるような作業の末、こうして再現されました。

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モスク。

Sarajevofestival21

モスクの内部。

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案内してくれたジャニ・シェフ氏と。

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2011/04/10

サラエボ国際ギターフェスティバル~その4

10日はフェスティバルの最終日で、サラエボ国際ギターコンクール本選の審査員をさせて頂きました。

予選を通った5名による30分程度の自由曲でしたが、それぞれ非常にレベルが高く、難しい審査でした。以下のような結果になりました。

1位、Eduardo Leata(1991年生まれ、ルーマニア)
2位、Jure Cerkovnik(1990年生まれ、スロベニア)
3位、Boris Tesic(1983年生まれ、ボスニア・ヘルツェゴビナ)

コンクールというものは色々な意味で本当に難しいですね。まず、自由曲というものをなくして、課題曲のみにした方がいいのではないかと思いました。例えばバッハをうまく弾いた人と、ヒナステラをうまく弾いた人を、どう優劣付けるかは非常に難しいと思いますね。

この結果も僕としては少し不可思議なものでした。

夜は、現地のテレビ番組での生放送で演奏してきました。

全国ネットの報道番組で、日本の地震・津波被害を取り上げ、募金を募るという趣旨のものだったようです。「京都の風景」を演奏してきました。

Sarajevofestival11

同じ時間で聴くことができなかったのですが、劇場ではコンクールの表彰式、入賞者によるミニコンサート、歌手のAmira Medunjaninによるコンサートが行われました。

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2011/04/09

サラエボ国際ギターフェスティバル~その3

9日は午前中から、音楽院の生徒3名にレッスンでした。

それぞれ、トローバの「カスティーリャ組曲」、ヴィラ=ロボスの「ショーロス第1番」、ウォルトンの「バガテル3番」を演奏しました。皆まだ10代ですが、ヨーロッパの音楽教育のレベルの高さを感じます。

夜は、フランスのギタリスト作曲家ローラン・ディアンスのリサイタルでした。

自身のオリジナルやアレンジ作品、ソルやヴィラ=ロボスなどを組み合わせたプログラムでしたが、さすがに個性的な音楽を聴かせてくれました。素晴らしいコンサートでした。

Sarajevofestival05

左:ローラン・ディアンス(Roland Dyens)氏。
右:フェスティバル主催者のジャニ・シェフ(Dani Sehu)氏。

Sarajevofestival06

下ネタが大好きなルーマニア人ギタリストのステファン・トリファン(Stefan Trifan)氏とクリスチャン・ヴァシル(Cristian Vasile)氏。

Sarajevofestival07

現地のギタリスト、ボスニア・ヘルツェゴビナのショーン・ペンこと、イヴァン・スパイッチ(Ivan Spajic)氏。

Sarajevofestival08

クロアチア人ギタリストのルカ・ブラシッチ(Luka Vlasic)氏。音楽院にて。

Sarajevofestival09

スタッフとコンクール審査員の皆さん。

Sarajevofestival10

左から、ギターを勉強しているトゥドル君、フェスティバルのスタッフのバーニャさん、9日にレッスンを行ったセルジウ君。まだ若干14歳のトゥドル君とセルジウ君は、このフェスティバル中、残念なことに下ネタの虜になってしまいました(笑)

ボスニア・ヘルツェゴビナのギターファン、ギター関係者のみならず、周辺国のギター関係者も多数集まる一大イベントです。

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2011/04/08

サラエボ国際ギターフェスティバル~その2

8日は8時から、中心街にある劇場でのリサイタルでした。

前半は自編のレパートリー、後半は全てオリジナルのプログラムを演奏しました。

Sarajevofestival04

初日のアレクサンドル・スウェーテ、二日目のアラン・トーマス(Alan Thomas)はマイクを使っての演奏でしたが、生音でもなかなか綺麗に響くホールだと思ったので生音でさせて頂きました。

・プログラム

1st part

Oblivion (Astor Piazzolla) *
Escualo (Astor Piazzolla) *
Rhapsody on the theme by Paganini, Variation no.18 (Sergey Rachmaninov) *
Quejas o la maja y el ruisenor (Enrique Granados) *
4 Canciones Japonesas *
  - Akatonbo (Kosaku Yamada)
  - Anomachi Konomachi (Shinpei Nakayama)
  - Hamabe no uta (Tamezo Narita)
  - Yashi no mi (Toraji Oonaka)
Nightclub1960 (Astor Piazzolla) *

2nd part

Paisaje de Kyoto (Ryuji Kunimatsu)
Recuerdo Breve (Ryuji Kunimatsu)
Rajomon (Ryuji Kunimatsu)
Oriental Waltz I, II, III (Ryuji Kunimatsu)

* arr. Ryuji Kunimatsu

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2011/04/06

サラエボ国際ギターフェスティバル~その1

4月6日からサラエボ国際ギターフェスティバルが始まりました。

オーストリア人ギタリストのアレクサンドル・スウェーテ(Alexander Swete)(1991年パリ国際ギターコンクールの優勝者)によるコンサート、その他マスタークラスなどが行われました。

僕はこの街の音楽院のギター科で学ぶ学生4人にレッスンしました。

それぞれ、アルベニスの「サンブラ・グラナディーナ」、ロドリーゴの「祈りと踊り」、アルカスの「椿姫の主題による幻想曲」、ブローウェルの「舞踏礼讃」を演奏しましたが、皆非常に高い水準でした。

Sarajevofestival03

(ホテルの窓から見える夜景)

昔、「サラエボの花」という映画を見たことがありましたが、実際にその世界に来たような感覚になる、大変美しい街並みです。

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2011/04/04

サラエボへ

これからサラエボに向けて出発です。

長旅になりそうですが、頑張ってきます!

Sarajevofestival01

サラエボ国際ギターフェスティバル(Sarajevo International Guitar Festival)のポスター。

Sarajevofestival02

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2011/04/02

桜~2011

だんだん暖かくなり、過ごしやすくなってきましたが、如何お過ごしでしょうか。

桜の季節になりましたね。地元でもちらほら咲いてきました。

Hanami10

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