ワイン
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今月下旬、とあるコンサートでアランフェス協奏曲を演奏します。
そのためここ最近は、この曲を練習している時間が多いです。
誰もが知っている曲ですが、改めて大変美しく、見事にスペインを表現した音楽だと感じています。
世の中で名曲と言われているものは、やっぱり名曲なのだと感じます。
一般のクラシック音楽とは少し距離のあるギターという楽器が、オーケストラとの協演の機会を考えたとき、この曲の果たしてきた役割は大きい。
同じようにギターの有名曲として「禁じられた遊び」や「アランブラの想い出」がありますが、僕自身色々なイベントやコンサートに招かれたとき、これらの曲を弾いて欲しいというリクエストを頻繁に受けます。
このことを考えても、一般への知名度が圧倒的に高いこれらの曲のすごさというのを感じるのですが、逆に考えると、そういう曲がたったこれだけしかないというのは残念でもある、という気にもなるのです。
今後のギターの発展を考えると、“世界的に、一般的にヒットするギター曲”というのがたくさん出て欲しいものだと思います。
また、そんな曲を1曲ぐらいは残したいという風にも思います。
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