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2008年7月の7件の記事

2008/07/30

ライブ映像~その2 FRAGMENTOS

6月29日大阪のドルチェアーティストサロンでの映像です。僕の書いたフルートとギターのための「FRAGMENTOS」という曲を演奏してます。

よろしければ是非ご覧下さい!

フルートの植田さんも熱演です。

無調性の中にある日本的感性のハーモニーやメロディを感じて頂ければと思います。

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2008/07/28

Tシャツプレゼント

先日のリサイタルでのアンケート用紙でTシャツプレゼントに応募頂いた方の中から、ランダムに選ばれた合計20名様(東京公演10名様、大阪公演10名様)に、主催の株式会社小さなロマンスよりTシャツを発送させて頂きました。

(ハズレの方すいません

Tシャツ20枚にサインしてきました。

Present01

この日は移動中、急に降りだしたスコールのような大雨に遭いました。この写真まだ髪が濡れてます。

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2008/07/24

ギターリサイタル2008in大阪

大阪ムラマツリサイタルホールでのリサイタルが終了しました。

Recital200802

大変素晴らしいホールで、250名ほどのお客さんが来て下さり、大変気持ち良く演奏でき充実感のあるコンサートになりました。

お客さんの熱気と共に、こちらもどんどん乗っていきました。

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今回の東京と大阪のリサイタルを通じて、また次に繋がる出会いもあり大変感謝しております。

これからももっと良いコンサートができるよう、頑張って行きたいと思います。

ご来場下さったみなさん、主催者とスタッフのみなさん、ご協力下さったみなさん、本当にどうもありがとうございました。

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2008/07/21

アクティコンサート

大阪天満橋のスタジオアクティでジョイントコンサートをさせて頂きました。

前半がスペイン在住で現在一時帰国中のギタリスト藤井浩さんによるソロで、後半が僕のソロで、共にスペイン音楽中心に演奏しました。

Actyclub01

(バックが鏡張りだったので少しお客さんが映っています)

Actyclub02

その後の打ち上げもみんなギターを弾きまくり盛り上がりました。

ご来場下さったみなさん、主催者とスタッフのみなさん、ありがとうございました!

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2008/07/17

ギターリサイタル2008in東京

東京ルーテル市ヶ谷でのリサイタルが終了しました。

聴きに来て下さったみなさん、どうもありがとうございました。

またアンケート用紙もたくさん書いて下さり、みなさんのご要望や応援のメッセージなど、今後の参考にし、励みにしたいと思います。

次の大阪のコンサートに向けてまた頑張ります!

Recital200801

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2008/07/12

ギターリサイタル2008~東京、大阪

今月の東京、大阪で行うギターリサイタルが近づいてきました。前半がスペインもの、後半が僕のオリジナルや編曲作品というプログラムでたっぷりお聴かせしますので、是非ご来場下さい。

Recital2008

2008年7月17日(木)
國松竜次ギターリサイタル
会場:ルーテル市ヶ谷センター(東京)
開演:19時
入場料:前売り3000円、当日3500円
電話予約:050-3536-1054, 0120-29-5178
メール予約:music@littleromance.co.jp

2008年7月24日(木)
國松竜次ギターリサイタル
会場:ムラマツリサイタルホール新大阪(大阪)
開演:19時
入場料:前売り3000円、当日3500円
電話予約:050-3536-1054, 0120-29-5178
メール予約:music@littleromance.co.jp

プログラム

作者不詳/禁じられた遊び(映画サントラ版)
F・タレガ/アランブラの想い出
M・リョベート/フォリア(ソル)の主題による変奏曲
I・アルベニス/アストゥリアス、グラナダ、コルドバ
國松竜次/bachに基づく即興曲(新作初演)
映画音楽メドレー/第三の男、オーバー・ザ・レインボー、雨にぬれても
C・ドビュッシー/小さな羊飼い、亜麻色の髪の乙女(國松竜次編)
A・ピアソラ/カフェ1930、ナイトクラブ1960(國松竜次編)

僕自身がスペインに留学していたせいか、スペイン音楽は何かしっくりと表現できるような気がします。

実際に訪れたグラナダやコルドバの街の雰囲気を思い出すと、アルベニスは音楽でそれらを良く表現しているな~と感じます。

グラナダはアランブラ宮殿を含むアルバイシン地区ののどかな風景を、コルドバはイスラム文化の色濃いこの街の持つ陰影の雰囲気が良く表現されていることを実感します。

それらの印象を思い出しながら演奏したいと思います。

Albeniz02

20世紀初頭活躍したM・リョベートの行った演奏会プログラムを見ると、タレガの「グランホタ」や自作の「ソルの主題による変奏曲」が最後に置かれているケースが多かったようです。

このヴィルトゥオーゾの技巧が発揮され、会場が大いに盛り上がったことが想像できますが、そのような部分が表現できればと思います。

Llobet02

プログラム後半に弾く、「bachに基づく即興曲」はb(シ♭)、a(ラ)、c(ド)、h(シ♮)の半音関係の4つの音をテーマに使用して組み立てた即興的な作品です。

J・S・バッハには一切関係ありません。と言いたいところですが、実はバッハのいくつかのテーマが隠されています。

Improbach

C・ドビュッシーの作品から「小さな羊飼い」と「亜麻色の髪の乙女」の2曲を演奏します。

僕は以前作曲を習っていたとき、ドビュッシーの作品などを弦楽四重奏や室内オーケストラのためにアレンジするという課題をこなしていました。そんな中、僕にとっての自分の楽器はギターなので、それらの作品のスコアを見ながらギターソロで弾くということを自然にしていたのです。

「亜麻色の髪の乙女」はこれまでにもギターのための編曲はありますが、今回僕はニ長調で演奏します。この調設定だと原曲の音域の使い方をそのまま再現できます。ギターの最高音、1弦19フレットのシまで使用します。

「小さな羊飼い」は、ギターで弾かれるのは恐らく初めてではないかと思います。

ドビュッシーは最も好きで、なおかつ最も尊敬する作曲家の1人です。かつてカタルーニャ・バルセロナ市立交響楽団の演奏で「La Damoiselle Elue(選ばれた乙女)」を聴いたときの、全身が美で包まれるような感覚は今でもはっきり覚えています。

亡くなってから90年を経ても、こうしてドビュッシーの洗練された精神、美学は生き続けている…、こういう部分に僕はとても憧れるのです。

Debussy02

またA・ピアソラのフルートとギターのための「タンゴの歴史」から「カフェ1930」と「ナイトクラブ1960」をギターソロで演奏します。

僕がこの曲を初めて聴いたのは17,8歳頃でした。「ものすごく心にダイレクトに訴えかけて来る音楽だな~」という印象でしたが、CDを聴きながら楽譜を見ていると、いつしか自然にギターソロで弾いていました。

先日3月16日、伴音会ギターコンサートで演奏したのが公式には初演ということになるのですが、実は10年以上も前に行った編曲です。この作品をギターソロで弾くという、また違った魅力をお聴き頂ければと思います。

Piazzolla02

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2008/07/04

ジスモンチのコンサート

大阪フェニックスホールでのエグベルト・ジスモンチのコンサートを聴きました。

前半をギターで、後半にはピアノで自作品ばかりによるプログラムでしたが、独自の音楽世界を聴かせてくれました。

1人の人間がここまでギターとピアノの両方を弾きこなすことに若干驚きです。特に後半のピアノで演奏された音楽は、構成力と変化に富んでおり心から楽しめました。

世界で唯一のスタイルを持ったミュージシャンですね。

Gismonti01

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