ベオグラードのフェスティバル
ユーゴスラビアのベオグラードという街で開催されている国際ギターフェスティバルがあります。
主催者のBosko Radojkovicという人物にどこで会ったのか全く覚えていないのですが、この方の名刺とフェスティバルのプロモーション用のCDがあるのです。
改めてこのCDを聴いてみると大変素晴らしい。
2002年の第3回目のフェスティバルで行われたいくつかのコンサートの中から抜粋で収められており、ピアソラの「バンドネオンとギターの為の協奏曲」を弾いているC・コチョリスも、アコーディオンのAleksandar Nikolicなる人物もいい演奏をしているし、A・カンペラの「パーカッションスタディⅠ」という超現代曲を弾くP・マルケスの演奏も素晴らしい。
T・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」をバロックリュートで弾くという、一見暴挙(?)のように思えるEdin Karamazovなる人物のトラックもなかなか良い音楽を聴かせてくれるし、ボグダノビッチの曲を演奏しているZ・デュキッチも良い演奏をしている。
その他にもギターアンサンブルや、ポップスやカントリーミュージックのバンドなどのトラックも収められているのですが、世界には色々な質の高いフェスティバルがあるのですね。
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