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2008年1月の9件の記事

2008/01/28

京都府の民謡

「京都府の民謡」という冊子があります。

近畿放送や京都府立総合資料館が採集した、450曲にのぼる京都府各地に伝わる民謡の中から60曲を選んだものだそうです。

Minyo01

これらの旋律をギターでパラパラっと弾いていくことは、 僕にとってとても興味深いことです。

国民楽派と呼ばれる作曲家達がどんなことを考えて作曲してきたのか、良く分かるような気がしてます。

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2008/01/24

板を買ってきて、かなり大きな棚を作ってみました。

CDや楽譜が取り出しやすく部屋がとてもスッキリしました。

Tana01

こう見えて(どう見えて?)、けっこう大工仕事できます。

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2008/01/20

新年会

遅ればせながら、今日はギター関係のみなさんと新年会でした。

Shinnenkai01

京都の新田辺にある「万両」というお店でしたが、ご主人は「京都エッセイストクラブ」を主催しておられるとても感じのいい方。

牡蠣鍋おいしかったです。

みなさん、どうもありがとう!

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2008/01/19

府立学校教職員の会

今日は府立学校教職員の会の「2008年新春のつどい」に招待頂いて、演奏させて頂きました。

禁じられた遊びやアルハンブラの思い出、いくつかの映画音楽にトゥリーナ、リョベート、さらに僕のオリジナルなどを演奏しました。

Concert14

それにしても最近とても寒いですね。

先日京都は雪も降りました。僕にとっては久しぶりに見る雪でした。

みなさん体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい!

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2008/01/16

イベリア

アルベニス晩年の最高傑作「イベリア」を聴いていると、自分が実際に見たスペインの風景が鮮明に蘇ってくる。

コンクールや講習会、また旅行で訪れたアンダルシアの映像がピッタリはまる。

個人的には第1曲目の「エボカシオン」、第11曲目の「へレス」のような深みのある旋律が出てくると、スペインが懐かしくなり、もう一度帰りたい気持ちになります。

安易な方法ではなく、極めて洗練された美学によってここまでスペインを表現したのだから本当にすごい作品だ。

“貫録”のある楽譜というのは、一部の作曲家の一部の作品にしかないと思う。

ギターで演奏されるアルベニスはごく若い頃の作品ばかりで、最晩年の芸術性に触れることができないのは少し残念な気もします。

しかし、来年の没後100年に向けて色々準備してみようかな。

Albeniz01

スペインのオヤジ…ですね。

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2008/01/11

ディアンス

ギタリストのみなさんにはお馴染みの存在、フランスのギタリスト・作曲家R・ディアンスのオリジナルギター作品には今までそれほど興味を持っていなかったのですが、数年前彼の手によるアレンジ作品を見たとき、その才能に驚かされたことがありました。

発想の冴え方がずばズバ抜けていて、「何と言うギターの使い方?」という感じ。

ラインハルトの「雲」やセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」などに見られるあらゆる工夫とひらめき、「オーバー・ザ・レインボー」や「A列車で行こう」の自由な展開のさせ方もすごいと思う。

これはすごい才能だな~。

彼は若い頃ボサノバをやっていたらしいですが、今でもジャズやボサノバのフィーリングがバックグラウンドになっていると思う。

その道を突き進み、そして輝きを放っているのだから、尊敬に値する音楽家ですね。

Dyens01

それにしても僕にはこういうナンパな音楽はできないですね~。

やっぱり僕は硬派だな~。(笑)

ナンパもしたことないし。(←意味が違う)

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2008/01/06

モノマネ

正月番組は、お笑い芸人が大活躍でしたね。

個人的にハマったのは、織田祐二のモノマネをする山本高広さん。

何度か見かけましたけど、いや~、あれは笑ったな~。

実は僕もモノマネは得意なんです。(笑)

レパートリーは長渕剛、クレヨンしんちゃん、加藤○、郷ひろみ、他けっこうあります。

一度コンサートの時、アンコールにでも披露してみようかなと思ったりするんですが、そんなことを周りに話すと、「いや、コンサートのとき、モノマネとかしそうなテンションじゃないけど…」と言われたりしますね。(汗)

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2008/01/03

初詣

地元の神社です。

江戸時代にこのあたりを治めていた人が建てたのだそうな。

Jinjya01

Jinjya02

Jinjya03

また、うちの近所には整備された遊歩道があります。

Yuhodo01

Yuhodo02

高校の頃はここが通学路だったんですが、ちょっと自然に触れることができる散歩道です。

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2008/01/01

謹賀新年~2008

みなさん、明けましておめでとうございます!

昨年は演奏を聴いて下さったみなさん、お世話になったみなさん、本当にどうもありがとうございました!本年もどうぞよろしくお願い致します。

2007年はスペインから帰国し、各地でのリサイタルやCD録音など僕にとっては転機の年になりました。

この一年を振り返ってみると、環境が一変したせいか、ずいぶん人生観が変わったな~という気がしています。以前は人生というのは厳しいものという感覚があったのですが、今は人生は楽しいもの、美しいものという思いがしています。

世の中には辛いこと醜いことなど色々あっても、全ては起こるべくして起こり、全てに意味がある。心に全てを受け入れる下地を持つことが大切だな~と感じています。

思えば、自分はこれまで全てギターによって導かれたという実感があります。ギターや音楽の偉大さに対して信仰のような気持ちが自然に起こります。

音楽を勉強すればするほどその無限の深さを感じる、世の中に飛び出そうとすればするほど世界の無限の大きさを感じる。

それならば世界の大海の中に自分だけの島を築いて行こう…、という気持ちです。

自分を導いてくれたものに恩返しがしたい、人に喜びを与えたい、人を幸せにしたいという気持ちが自然に湧きあがっています。

今年もまた精一杯頑張って、自分の音楽を深めて行きたいと思います。

みなさんにとって幸せで充実した良い年となりますように!

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