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2007/11/12

松村雅亘さん

先日の大阪公演の後、終電に乗り遅れてしまい、ギター製作家の松村雅亘さんのご自宅に泊めさせてもらったのでした。

翌日は工房へ案内して頂き、新作のギターを見せてもらったり、松村さんの師であるフランスの製作家ローベル・ブーシェの数々のエピソードを聞かせてもらったり、とても貴重な時間を過ごしました。

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工房。

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松村さんはとてもエネルギッシュな人柄で、ご自身の求める音を妥協することなく追求し続ける芸術家。

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ブーシェは画家としての一面もあり、このような印象派風の絵を180点ほど残したそうです。間近で見ると、繊細な筆のタッチが良く分かります。

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左が松村さん作のギター。

ブーシェという人は、その残した言葉やエピソードから、人間としても芸術家としても極めて高みに達した人物であったことが分かります。

松村さんはそれをしっかりと受け継いでおられ、その遺志を広める活動を長く行っておられます。

僕自身もお話から受けた感動を胸に、自分の音楽を追求して行こうと思いました。

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