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2007年8月の7件の記事

2007/08/30

ダンスリー

兵庫県西宮市甲東ホールに、ダンスリールネサンス合奏団の定例コンサートを聴きました。

ダンスリーは日本のマエストロ岡本一郎先生によって結成され、ヨーロッパのルネサンス音楽をレパートリーに、30年以上の長い間に渡って地道な活動を続けて来られました。

今回の例会は若手リュート奏者の坂本龍右さんを紹介するもので、スペインとフランスのルネサンス音楽を彼のリュートソロで、また歌曲ではソプラノの松井智恵さんとのデュオで演奏し、絶妙な音のゆらぎで中世ヨーロッパの匂いに満ちた音楽を聴かせてくれました。

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(リュートの坂本さん、ダンスリー主宰の岡本先生と)

岡本先生は多くの優秀な弟子を育てて来られ、先生の活動と人望が日本の音楽界に与えた影響は大きいと思います。

弟子や孫弟子にもいつも温かく、僕も帰国してからというもの本当に色々と面倒を見て下さいます。

ダンスリーのHPはこちら

http://www3.ocn.ne.jp/~dancerie/jp/jp.html

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2007/08/21

インダ・プトゥリ

兵庫県立芸術文化センター小ホールで行われた、インドネシアの民族楽器アンクルンの演奏家グループ「インダ・プトゥリ」のコンサートを聴きました。

アンクルンは竹を打ち合わせることによって発音する楽器。音高の順にそれらが吊られた装置を持ち、メロディをトレモロで奏でていきます。

日本の歌からヨーロッパのクラシック音楽まで、どこかアジアの匂いに満ちた、乾いたようなひなびた大変美しい音色で聴かせてくれました。

特に僕が感動したのは、代表の新谷たか枝さんのソロで演奏した小林秀雄作曲の「落葉松」と、アルビノーニ作曲の「アダージョ」。

「落葉松」は新谷さんがインドネシアに移り住むことになったとき、この曲を聴いて日本を思い偲んだとのこと。また「アダージョ」では、人生で起こる様々な別れをこの曲に込めたいとの説明がありましたが、そんな演奏者の思いが音にこもっていて、それが聴き手の心に迫ってくるような素晴らしい演奏でした。

新谷さんのステージはとてもバイタリティに溢れていました。

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ウェブサイトはこちら

http://www.juno.dti.ne.jp/~assm/index.html

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2007/08/16

CD届きました

スペインからCDが届きました。

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9月には、スペイン全国のCorte InglesやFnac、その他ギター関連のショップなどに並ぶそうですので、スペインに在住の方、よろしければ是非お聴きください。

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2007/08/14

ブナ君

うちの愛犬ブナ君です。

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丸くなってる。

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犬の世界ではジャニーズ系?

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モップみたい。

かわいさ余って(?)、けっこうちょっかいを出してしまったりしますね。

後ろからそ~っと近づいて

わー!!

とかやったり。(汗)

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2007/08/04

祭衆

京都府民ホールアルティに風流打楽“祭衆”のライブを聴きに行きました。

日本の伝統を感じさせながらも、それだけに捉われない新しさも持ち、2時間に渡ってとてもノリの良い複雑なリズムで観客を沸かせました。

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後半の1曲目に演奏された三木稔作曲の「マリンバ・スピリチュアル」ではマリンビストの中路友恵さんがゲストで出演されました。

この曲は、阪神大震災の翌年に作曲されたとのことで、被災者へのレクイエムから始まり、その後マリンバと太鼓の激しい打ち合いになる作品。

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ちなみに、この中路さんは僕のいとこなのです。とても素晴らしいテクニックでした。

こういうノリで盛り上げることのできるステージは羨ましいですね。

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2007/08/03

大久保にて

フラメンコギターを演奏される川嶋さんと、京都の大久保にて。

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僕は中学生の頃、街のギター教室の酒井芳雄という先生のところに習いに行っていたのでした。川嶋さんはそこでフラメンコを習っていた先輩です。

あるとき、京都の田辺市のイベントに酒井先生を始め、川嶋さんともう一人の先輩と僕の4人で演奏に行ったことがありました。

それぞれソロを弾いたり合奏をしたりというコンサートでしたが、酒井先生と川嶋さんによるフラメンコの2重奏はとてもかっこ良かった!

僕は今でもフラメンコ好きですが、それはそんな体験が影響しているのかも知れません。

あれからもう15年も経つんだな~。

カフェで昔話やギター談義に高じたのでした。

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2007/08/02

アントニオ・マリン

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僕のギターのアントニオ・マリンです。

スペインでしたコンサートやコンクールのライブ録音なんかを改めて聴いたりすると、「このギターがスペインの人たちの前で鳴ってくれていたんだな~」と、何だか不思議な気がしてきます。

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