サンティアゴ・デ・セシリア
スペイン広場の近くに工房を持つギター製作家サンティアゴ・デ・セシリアを訪ねました。
彼とはずいぶん前からの知り合いで、「うちの工房に遊びに来てくれ」と言われていながら機会がなかったのですが、今回の滞在で実現することになりました。
製作現場を見せてもらったり、彼の製作したギターを試奏したり、また彼はギター演奏も達者で彼のレパートリーである数々のアルゼンチンタンゴを聴かせてくれました。
何と、今回彼がアルゼンチンの人だったことが判明・・・。ずっとスペイン人だと思っていたので驚きでした。
彼の演奏するタンゴは本場のにおいに溢れていてとても素晴らしい。タンゴは決してピアソラだけではない、ということに気付かされます。名の知れていないアルゼンチンタンゴの作曲家はたくさんいるのですね。。。(チェルビートさんといいサンティアゴといい、ここのところアルゼンチンに縁があります。)
写真はサンティアゴと彼の奥さんであるセシリアです。2人で協力して年間十数本のギターを製作しています。彼らはまだ若く将来が楽しみ。
ちなみに彼のサンティアゴ・デ・セシリアという名前は製作家としてのペンネームですが、日本語に訳すと「セシリアのサンティアゴ」となります。何とも奥さんへの愛情の感じられる微笑ましいネーミングです。
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