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2006/09/15

カルレス・トレパット先生

カルレス・トレパット先生に久しぶりにお会いしました。

彼はバルセロナから列車で3時間ほどのところにあるジェイダという街に住んでおられますが、こうやってたまに出てこられます。

バルセロナに来られる時は、親しくしている知り合いの家にいつも泊まるそうで、今回はそこにお邪魔させて頂き、長い時間に渡って演奏のアドバイスを頂きました。

また彼愛用のサントス・エルナンデスは製作されてから70~80年の大変古いギターですが、それで演奏も聴かせてくださいます。

とても柔らかい響きでどこかひなびいて懐かしい、完全に手の内に入った音と音楽で、彼が弦を爪弾くとそれは何か魔法でもかけているような、そんな大変素晴らしいものです。

スペインに来てから2年ほどは、ギターのレッスンは学校で受けていたために、時間の限られた中での、というかどこか少し事務的な感じのする中で勉強していましたが、やっぱり音楽レッスンはこうやって先生の自宅にお邪魔し、何か人間的な繋がりも感じさせてくれるような環境というのが、やっぱり僕は好きです。

Carlestrepat

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